Story of Nataraj
ナタラジのお話
story1. 日本ではじめての菜食インド料理レストラン
ナタラジの創業者、N .B カハールは、野菜料理のおいしさと大切さをもっと身近に感じてもらいたいと、1989年に、日本で最初の菜食インド料理レストランを開きました。
現在では原宿、渋谷、銀座、荻窪の都内4店舗、長野の蓼科に1店舗あります。
彼の友人であるシェフのサダナンダは、野菜とスパイス料理の達人として、
料理雑誌やTVでも紹介されています。
30年以上前は現在のように、ヴィーガンやプラントベース(植物性)という言葉は日本には無くて、一般の方にナタラジのコンセプトをご理解いただくのに、とても苦労しました。
それでも野菜だけで充分にたんぱく質や栄養が摂れ、満足できる料理であることを、少しずつ、ゆっくりではありますがお客様にご理解いただけるようになりました。
からだが喜び、食べたあとにここちよさが残る、野菜が主役の料理。
おいしくてヘルシーでカラダが喜ぶ料理を、食事制限を気にせずどなたにもご満足いただくこと。
それが、ナタラジのずっと変わらない思いです。
食べることは、生きることの大切な一部。
どんなものを食べるかは、その人の血となり肉となるだけでなく、
気づかないうちにココロの持ちようにも影響しています。
創業者のカハールは語っています。
「人はあらゆるものを手に入れても満足することはなく、もっと、もっとと要求は尽きない。
でも料理だけは、ああ、もう、満足した、いっぱいだ、と毎日でも満ち足りた気持ちにすることができる。」
「たとえ見た目は同じであっても、作り手がどんな思いでいたかが、その料理に反映される」と。
ナタラジでは大切な家族のために作る料理と同じように、お客様の健康を願いながら、
いつもいつでも、まごころを込めて調理することを、一番大切にしています。
シェフ、サダナンダの言葉 「料理で大事なのはホモジニアス、調和です。火加減、スパイスや具を入れるタイミングなど、すべてが絶妙のバランスのなかで調和するとき、最高の料理が生まれるんです」